多くの命が失われた、あのときから10年。
つい、この間のことのようにも思うけれど、もう10年。
心の中で手を合わせました。

ウチはよほど見たい番組がない限りは、テレビは常時NHKなのですが。
このところずっと津波の映像ばかりで、正直、キツかったです。
特に深夜、なんですね。
で、つい見ちゃって、寝不足にもなるしで💦

でも、忘れちゃいけない。
そういうことが、今も起こり得るのだと。

ウチは幸い、津波も洪水も心配はないけれど。
建物の倒壊がない限りは自宅が一番安全だし。
うさぎたちと鳥たち全員を連れて逃げるのは到底無理ですから、籠城するしかないのでありますが。

でも、あのとき、動物たちを置いて避難せざるを得なかった方々のことを思うと、心が痛みます。
自分だったらどうするだろう?
って思うけど、家を空けるのは丸1日が精一杯の我が家では、やっぱり置いていくのはあり得ない。

そんなことを思いつつ、
「あのときは怖かったよね~、ビックリしたよね~」
とうさぎたちに語りかけ、、、
あ、そうか、あの地震を知っているのは、むっちゃん&サブちゃんだけだって気がついて。

メロンさんはまだウチの子じゃなかったけど、東京のお家で(しかもお外で)こっちよりもっと揺れて怖い思いをしたんだろうな~。


あの日。
目の前で人々が津波にのまれるのを見た人の心の傷は、いかばかりかと思います。
お年寄りの手を引いて逃げる途中、その手が離れてしまった、自責の念はいかばかりかと。
皆さん、インタビューにはサバサバ答えていらしたけれど。

そして、ニュースにはならないけれど、多くのペットたちがケージに閉じ込められて逃げようもないまま、沈んだであろうと思うと心が苦しいです。

自分はあまりに無力で、何も出来ないけれど。
今、目の前にいる命を守ること、それしかないですね。

「みんな、命があってよかったね。」
しみじみ、そう語りかけています

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10年前の むうさん。若いですね