6月5日の土曜日は、新人4名の健診へ行ってきました。
今回は無難に里親さまが決まりそうな子たちだったので、平穏に。

コロ君、ナナメ君、こまちゃんは問題なしでした。
(写真なくてゴメンナサイ)


唯一、引っかかってしまったのが、くくちゃん。
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左眼に虹彩癒着が認められました。
おそらく、先天性と思われます。

経過観察で良いとのことですが、
将来的に不都合はありますか?
とお聞きしたところ。

瞳孔が収縮するときに癒着した部分が引っ張られるので、いつかは破れてしまうとのこと。
ただ、その後また元どおりになることも多いそうです。

あくまで理論上の話と前置きした上で、
破れたときにそこに血管があると、出血して血液に対して免疫反応が起こり、ぶどう膜炎になってしまう可能性があるそうです。
理論上はそうなんだけれども、でも、先生はそうなった症例は見たことがないともおっしゃっていました。
ん十年、来る日も来る日もうさぎばかり診てこられた先生がそうおっしゃるなら、そういった事態になるのは極めてまれということでしょう。

眼科専門の病院なら、癒着部分をレーザーで焼き切って治すことも可能かもしれないとおっしゃっていましたが、そこまでする必要があるかどうか・・・とも。
経済的に相当な余裕があって、それがどうしても気になるなら、ということなのでしょうが、まあ、先生がおっしゃるとおり、経過観察で良いかなという感触です。

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この子が少し用心深く見えるのは、その辺の関係もあるのかもしれませんね。

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ここでの生活にもすっかり慣れて、おくつろぎのくくちゃん。


そんなわけで、くくちゃんについては、定期的に眼の確認を含む健診(眼科専門医でなくても、検眼鏡で確認する程度のチェックでOK)を受けさせていただけること、眼に異常が見られた場合は速やかに病院に連れて行っていただけることが譲渡の条件となりますので、ご了承ください。